ナレッジベース
Semrushツールキット
広告ツールキット
リスティング広告分析
リスティング広告分析 広告履歴レポート

リスティング広告分析 広告履歴レポート

広告履歴レポートは、Semrushでまた1つ独自性のあるレポートです。このレポートは、ユーザーに過去1年間で1つのドメインが購入したすべてのキーワードを見る機能を提供します。これは競合他社について学習し、年間を通じた彼らの広告に関する行動習慣を見る優れた方法です。

Advertising Research Ads History

このレポートは、ボックス型のカレンダーとして表示されます。青色のセルは、対象とする月にSemrushが特定のキーワードに関するドメイン広告を見つけた時期を表示します。またブランクのセルは、そのドメインが該当キーワードを入札していなかったか、対象月に関して上位8位内にランキングされていなかったかどうかを表示します。

青色の各セルには数字が表示されますが、これは、対象月における広告の順位を表しています。キーワードと広告はカバレージ%の順番でランク付けされます。これは、過去12か月におけるキーワードの広告カバレージを表し、100%の場合、ドメインが過去12か月一貫してそのキーワードに関して上位8位内にランクインしている広告を持っていることを意味します。

青色のセルをクリックすると、ディスプレイが開き、過去12か月間に見つかった広告が表示されます。ここで、競合他社が自身の広告をどのように変更したかを見ることができます。つまり、過去1年間にヘッドラインまたは広告分を変更したかのかどうかがわかります。PPC広告は、さまざまなキーワード、ヘッドラインおよびテキストをテストすることができるプロセスなので、競合他社が過去1年間にヘッドラインや広告文をどのように変更したか、その傾向も知ることができます。

Advertising Research viewing ads and positions

広告主が自身の広告文を1か月間変更してから、(上記のように)元に戻している場合、テストが失敗したことは明白です。あるいは、広告主がある月では広告ランキングが思わしくなかったが、翌月の広告ランキングは改善しており良い結果を出していた場合、ランキングをさらに改善するために広告のヘッドラインや広告文がどのように修正されたかを見ることが可能です。

キーワードのコラム内にある青色のキーワードをクリックすると、キーワード分析 広告履歴レポートに飛びます。レポートは似ていますが、広告を出稿したキーワードのあるすべてのドメインを表示するものと、ランキングされている特定のキーワードのを持つすべてのドメインを表示するものという点が異なります。これは、有料検索におけるドメインの競合他社を識別する優れた方法です。

フィルタ

リスティング広告分析にあるその他のレポートと同様に、データを絞り込むために複数のフィルタを適用することができます。広告履歴レポートのフィルタ適用のオプションは、キーワード別、数量別、CPC別およびトラフィック%別があります。

Advertising Research advanced filters

モバイルレポート

Semrushには現在、18のモバイル用データベースがあります。詳細についてはここをクリックしてください。

このレポートは、どれもほとんど同じで、青色のセルは、対象月に見つかった広告を表し、白いセルは、該当月において上位8位内にあるキーワード検索では見つからなかったモバイル広告を表します。モバイルバージョンとPCバージョンのレポートの主な違いは、ほとんどのドメインがモバイルとPCとでそれぞれ異なるキーワードをターゲットとしているため、通常、狙うキーワードが異なるという点です。

Advertising Research desktop mobile

数量とトラフィックの%指標は、表でグレーに反転しています。モバイルデータベースに関しては、現在この情報を収集していないため、このレポートはPCの場合の指標のみを表示します。キーワード、CPC、トラフィック%のフィルタをこのデータに適用することは可能であり、これらの指標に基づいてフィルタを追加するなら、PCの場合の数量とトラフィック%のフィルタが適用されます。

キーワードのいずれかをクリックすると、キーワード分析広告履歴レポートに飛びます。このレポートは、過去12か月においてそのキーワードに広告を出稿したドメインを表示します。これは、Google広告でドメインの直接的な競合他社を識別する有効な方法です。

もっと表示する
もっと表示する