マーケティングカレンダーを使用すれば、マーケティングキャンペーンにともなう活動をカレンダー上で詳細に立案してチーム内で共有できます。この共同作業ツールはチームの計画作成プロセスの大きな助けとなり、透明性が高まります。
- 有料お申し込みのお客様との無制限の共有
- 組み込みタスク管理
- 他のSemrushツールとの連動
さあ始めましょう
キャンペーンの設定
活動の設定
通知
カレンダーの設定
カレンダーの共有
インポートとエクスポート
さあ始めましょう
カレンダーの中にキャンペーン(campaign)と活動(activity)を作成してタスクを構造化します。活動には予定日を指定してキャンペーンレベルでグループ化します。活動の下位レベルに完了すべき複数のタスクを設定します。
例えば、ホリディシーズンの販促活動の一環でキャンペーンを実施する予定があり、また、これとは別に新製品やサービスの販促活動の予定があるとします。活動の内容は、ブログの投稿やEメール配信、ウェビナーの開催、新しいランディングページの立ち上げなどを含みます。カレンダー内で作成するキャンペーンや活動の数が増えるほど、視点を整理するフィルタの役割が重要になってきます。フィルタを通すことによって特定のキャンペーンの活動、オーナー、タグ付けされた項目、進捗レベルなどに視点を集中できるからです。
キャンペーンの設定
キャンペーンの追加に併せて期日(開始日、終了日)を設定し、キャンペーンの説明を記入し、Google Driveからファイルを添付してコメントを付け加えます。カレンダーを共有する他の人達もコメントを追加したり、ファイルを添付することができますから、カレンダーはキャンペーンの目標や対象を明確に定めるためには格好の場所です。
キャンペーンに活動を追加していくにしたがい、画面右側に表示されるブロックが少なくなります。
キャンペーンテンプレートの作成
複数の類似したキャンペーンを推進するのが日常的な業務である場合、キャンペーンの構成を一度作成して保存しておけば、それを将来のキャンペーンのテンプレートとして使用することができます。 ページの右上部分にある「テンプレートとして保存」ボタンを押すことにより、現在編集中のキャンペーンを、それまでに追加したすべての活動のコピーを含むテンプレート(後日編集可能)として保存することができます。
活動の設定
キャンペーンの諸設定をカスタマイズできるのと同様に、活動についてもカスタマイズが可能です。例えば、活動にタスクを追加して項目完了までのステップのチェックリストを作成、ファイル添付、活動の整理のためのタグを追加、締切日の設定、チームメンバーをタスクに割り振る、などのカスタマイズが可能です。
活動ステータスとして3つのマーカーを設定することができます:進行中、要改善、および終了です。マークを設定しておけば、キャンペーン活動のステータスについてチーム内で共通認識を持つことができます。
画面下側のHistory(履歴)タブを見ると、それまでに実行されたタスクの変更履歴を閲覧することができます。この機能を利用すれば、お客様または他のチームメンバーが行ったすべての変更を常に把握しておくことができます。
繰り返し行う活動をマーケティングカレンダー上に設定することも可能です。キャンペーンの必要性に応じて、反復頻度を毎日、毎週、毎月または毎年の中から選択します。必要な操作は、活動内の頻度設定ボタンを押すだけです。
通知
チームの全員がタスクの内容を把握できるようにするため、タスク、キャンペーン/活動アップデート、コメントのそれぞれについてアプリ内での通知またはEメールでの通知を設定します。これは、チーム内で状況を把握し、連携を保つために有効な方法です。
カレンダーの設定
カレンダーの設定項目(画面右上の設定ギアをクリックしてアクセス)は書き換えが可能であり、例えばカレンダー名のアップデート、時間ゾーンの設定、週始めの曜日指定(日曜または月曜を選択)などが行えます。これにより、そのカレンダーを共有するすべての人の設定がアップデートされます。
カレンダーの共有
有料でお申し込みの場合は、マーケティングカレンダーをSemrushアカウントを持つすてべての人で共有(編集アクセスを含む)することができます。この他に、外部リンクが「読み取り専用」でマーケティングカレンダーを共有することも可能です。この場合は読み取り専用で、Semrushアカウントを持っていなくてもかまいません。「カレンダーの共有」ボタンを押すと、2つの共有方法から選択できます:メンバーを招待および外部リンク。
メンバーを招待は以下の操作を行うことができます:
- カレンダーを共有したいアカウントのEメールアドレスを入力する。
- 招待リンクを作成して別なSemrushユーザーと共有する。
メンバーを招待のページ上で、カレンダーを現在共有している人々のリストを見ることができます。あるチームメートに編集権限を付与すると、その人はお客様自身とほぼ同様の操作を行うことができます。具体的にはキャンペーンの追加と編集、活動の追加と編集、ファイルの読み込み、スケジュールへのコメントなどです。
外部リンクの場合は、Semrushはカレンダーを共有する特別なリンク(読み取り専用アクセス)を提供し、そのリンクを持つ誰とでもカレンダーを共有することができます。
「読み取り専用」アクセスでカレンダーを共有したい場合は有料申し込みを行っている必要があります。Businessレベルでお申し込みの場合は複数のカレンダーを作成することができます。このようにして、同じ組織内の複数のチームが別々に共同作業を行いながら、同時にクライアントや管理部門との間の透明性を維持することが可能です。
今まで使用していたカレンダーとの共有を解消したい場合は、上端右側に配置された設定ギアをクリックしてください。
.icsファイルのインポートとCSVファイルのエクスポート
ICSはiCalendarファイルの共通拡張子であり、カレンダーファイルをエクスポートするときに使用されます。この拡張子は他の幾つかのツール(Google Calendar、Apple Calendarなど)でもサポートされています。他のカレンダーソフトウェアですでに作業を行っている場合は、その内容を.icsファイルとしてエクスポートし、それをマーケティングカレンダーへ直接アップロードすることによりSemrushでその情報を使用できるようになります。
タスクとイベントをCSVファイルへエクスポートしたい場合は、カレンダーの上端右側に配置された「エクスポートCSV」ボタンをクリックしてください。
エクスポートされたファイルには画面に表示された当月のすべての活動が記入されていますから、将来のキャンペーンにおいて過去の記録として参照することができます。
Google Analytics
ここまで来れば、マーケティングカレンダーのキャンペーンを、UTMタグを使用してGoogle Analyticsのキャンペーンへ接続し、トラフィックデータを追跡することができます。この機能を利用すれば、現在のキャンペーンがどの程度うまく進行しているのかを簡単に、かつGAをチェックする必要なく、瞬時に把握できます。
カレンダーのPerformanceタブ上でUTMを接続することができます。GAを接続する権限を持つのはカレンダーのオーナーだけです。
キャンペーンの開始日から今日に至る指標を見ることができます(カレンダーによる)。このデータは、カレンダーへのアクセス権を持つ他の共同作業者も利用することができます。