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Site Auditの統計

Site Auditの統計

Site AuditのStatistics(統計)タブは、Site Auditプロジェクトでクロールされたページに関する有用なレポートを追加でユーザーに提供します。タブには、以下のような指標のレポートが含まれます。

マークアップ
クロール深度
サイトマップ対クロールされたページ
HTTPステータスコード
AMPリンク
内部リンク
Canonicalタグ
hreflangタグ

レポート上部のボタンにより、List(リスト)とGraph(グラフ)のビュー切り替えが可能です。

Site Auditの統計 image 1

ページのマークアップ

Site Auditの統計 image 2最初の棒グラフ「Pages Markup(ページのマークアップ)」は、以下のようなマークアップがあるページの割合を示しています。

  • Schema.org
  • Open Graph
  • Twitter Cards
  • Microformats

本レポートにおいて、自身のページの大部分でマークアップがまったく使用されていない場合は、いくつか実装することが必要になるかもしれません。

クロール深度

右側には、Pages Crawl Depth(ページのクロール深度)を示した図があります。「Pages Crawl Depth」のクリック数は、クローラーがクロール中にサイトの各ページにたどり着くまでに要したクリック数を示しています。クロール深度が浅ければ、ウェブクローラーがそのウェブサイトのコンテンツを見つけやすくなります。クロール深度が4以上の場合、ユーザーもしくはボットがそのページにたどり着くことすらできない可能性があります。

自身のウェブサイト上で3クリック以内にたどり着けない重要なページがある場合は、内部リンクをさらに追加してページを素早く見つけられるようにすべきでしょう。

サイトマップ

Site Auditの統計 image 4「Page Markups」のグラフの下にはSitemap vs Crawled Pages(サイトマップ対クロールされたページ)の図があります。この図は、Site Auditでクロールされた合計ページ数(緑)とサイトマップで見つかったページ数(青)をの比較しています。

sitemap.xmlで特定されたページ数がクロールされたページ数と一致しない場合、そのページは、貧弱なリンクや他の技術的な問題のためにクロール能力が低い可能性があります。検索エンジンによる効率的なクロールやインデックスを確保するため、sitemap.xml中のページ数やクロールされたページ数を注視すべきです。

HTTPステータスコード

Site Auditの統計 image 5サイトマップの図の後には、クロール中に見つかったHTTPステータスコードの詳細を示した図があります。5xxや4xx、3xx、2xx、1xxのステータスコードが自分のサイトにあった場合、この図にリストアップされ、HTTPステータスコードのないページ数も表示されます。図はフィルタリングやクリックスルーが可能で、あらかじめフィルタリングされたクロールされたページのレポートを閲覧したり、見たいステータスコードを伴ったページを表示できます。

HTTPステータスコードとは、検索エンジンまたはウェブサイト訪問者からウェブサーバーに出された要求のことです。4xxや5xxといったステータスコードを返すページが自分のサイトに多数あると、サイトのユーザー体験にもクロール能力にもマイナスの影響が出ることがあり、トラフィックや基本的な位置の落ち込みにつながる可能性があります。

AMPリンク

Site Auditの統計 image 6次はAMP (Accelerated Mobile Pages) リンクのグラフです。サイト上で「rel=amphtml」タグによりAMPバージョンとリンクされたページの割合が分かります。AMPはモバイルデバイスに素早くロードできる静的コンテンツのためのウェブページを構築する方法です。

内部リンク

Site Auditの統計 image 7「Sitemap vs Crawled Pages」の図の下には、ウェブサイトの内部リンクの詳細を示した棒グラフがあります。

内部リンクはウェブサイトの流れを形成し、クローラーがサイトのコンテンツ中を容易に移動する手助けをするため、SEOにとって重要です。各棒グラフにカーソルを乗せると、そのページに向けられたそれぞれの内部リンクを持つページ数が分かります。

多すぎる、もしくは少なすぎる内部リンクの間で適度な中間地点を見つけ、ユーザーやクローラーが多すぎる内部リンクパスに圧倒されることなく、サイトをたやすく移動できるようにしましょう。

正規化

Site Auditの統計 image 8本レポートの下部には正規化の図があります。この図は、クロールされたページの中でHTMLに「rel=”Canonical”」タグがあるページ数を示しています。

rel="canonical」タグは、サイトの重複コンテンツに関連したSEO問題を解決します。サイト上で同一コンテンツのページが複数存在すると、クローラーはどのページについてインデックスを作成したらよいか分からないため、それらがすべてSEOの低下につながります。正規化タグを使えば、クローラーの混乱を解決し、重複コンテンツのあるページの中でどれをインデックスして欲しいかを知らせることができます。

hreflangの使用

Site Auditの統計 image 9hreflang属性(rel="alternate" hreflang="x")は、ウェブ文書の言語や地域のURLの特定に使用されるHTMLタグです。世界規模のビジネスウェブサイトを運営するウェブマスターにとって、このタグは国際的なSEO戦略の重要部分です。タグの自分のサイトでの使用状況についてさらに知りたい方は、Site AuditのInternational SEOタブへ移動するか、ドーナツチャートの赤字部分「with issues」をクリックしてください。

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